新規事業開始のご報告。

ALS介護

【NPO法人 Startline. net新規事業開始のご報告】

日頃よりNPO法人 Startline. netを応援してくださり、誠にありがとうございます。

2012年に任意団体として立ち上げ、2015年に法人化をしてから、これまで講演活動や相談事業、イベントを通して多くの方々と一緒に介護と性・セクシュアリティについて考え、法人理念である《多様性のある福祉社会の実現》に向けて歩みを進めてまいりました。

この度、新たな挑戦として《訪問介護事業》を開始することとなりましたので、ご報告させていただきます。

事業所名

訪問介護事業所 SAISON 

事業内容

居宅身体介護・居宅家事援助・重度訪問介護

事業所所在地

東京都八王子市みなみ野

事業所名、理念に込めた想い

事業所名について

SAISONとは「季節」を意味するフランス語です

訪問介護事業を通し、利用者様・ご家族様と日常を大切に過ごし、移り変わる季節を一緒に感じていける存在でありたいと思っております。

事業所理念

「自分らしく生きることを選択できる社会へ」

皆さんはALSという病気を知っていますか?

ALS(筋萎縮性側索硬化症)は筋肉を動かすための神経(運動ニューロン)が障害を受け、進行していけば、歩行や運動、嚥下や呼吸機能が低下し、気管切開をして人工呼吸器をつけるようになります。

しかし、ALS罹患者の半数以上は気管切開をすることなく亡くなっていきます。

その理由は一人一人違いますが、一つの要因として「家族に負担になってはいけない」という思いがあると当事者の方から伺いました。

24時間訪問介護のサービスを受けられる状態になっても、ヘルパーの人手不足でケア体制が整わない、安定しないという問題が発生するのです。そしてこれは、ALSに限った話ではありません。

ケア人材がいないから、生きる選択をできない。

それはあまりにも残酷な現実です。

一方で、トランスジェンダー当事者の就労に関する相談も多く受けてきました。性別移行期の就職活動、治療のための休暇の問題など多くの当事者から相談を受ける中で、訪問介護事業を立ち上げることで、人材不足と就労支援の両方を解決する道を作れるのではないかと考えました。

私たちはこれらの課題に真摯に向き合い、人材確保・育成に全力で取り組み、誰もが『自分らしく生きる選択』をできる社会を目指していきます。

最後に

新型コロナウイルスが社会に大きく影響を及ぼす中での新規事業、不安なことももちろんありますが、NPO法人Startline. netやSAISONに関わってくださる皆さまが安心して過ごせるよう頑張っていきます。

また、相談事業や講演については今後も継続して活動していきますので、いつでもご連絡いただければと思います。

今後とも、応援してくだされば幸いです!

どうぞよろしくお願いいたします。

令和2年5月22日

特定非営利活動法人 Startline. net

訪問介護事業所 SAISON

代表 佐藤悠祐

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