LGBT当事者が病院で困らないために知っておきたいこと・できること。

LGBT

こんにちは、ゆうすけです。

先日ツイッターで、とある同性愛者の方が医療現場でされた対応についての記事を読みました。ご自身が同性愛者であり、そのほかの様々な要因も相成って不便な思いをしたという内容。こういった声はよく見かけますが、あまり対応策を見かけないので、今回は僕が思いつく限りの対策を書いていきたいと思います。

『家族しか同意書にサインはできない。』と言われた場合。

家族でなければできないということはありませんし、その発言に法的な根拠はありません。もしそのようなことを言われたら、病院の医療ソーシャルワーカーに相談してみましょう。

この問題は、病院が独自の判断で「誰に同意をもらうのが妥当か」を決めてしまっていたり、厚生労働省が出しているガイドラインを把握していないために起きてしまうことだと思います。

実際に厚生労働省は2004年に「医療介護関係事業者における個人情報の取り扱いのためのガイドライン」で、本人の同意がある場合には『家族・またはこれに準ずるもの』に病状説明ができると書いてあります。
また、見取りの現場や終末期医療においても『終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン』に「家族とは(中略)法的な意味での親族関係のみを意味せずより広い範囲の人を含みます」や「今後単身世帯が増えることを踏まえ、信頼できるものの対象を家族から家族等(親しい友人等)に拡大」とあります。

このように、しっかりと書いてあるので、知識として覚えておくと便利だと思います。何かあれば調べてみせるのもいい手ですね。

カミングアウトしたら差別的なことを言われた場合。

これは医療業界の問題ではなくその発言をした人間のモラルの問題だとおもいます。倫理上問題がありますので、その病院の然るべき場所に意見をあげていいと思います。

患者、家族が事前にできること

このようなことが起きる前に準備できる対策としてはお互いの意思を書面として残しておくこと。です。
医療同意の場において一番大事なのは本人の意思です。なので、本人が「自分に何かあった場合この人に一任する」ということがわかるものがあれば病院側もそれを受け入れざるを得ません。公正証書や任意後見契約など様々な形がありますので、まずは行政書士に相談してみるといいと思います。

また、かかりつけ医をもつのもいいと思います。
自分たちの現状を知っている医師が身近にいるというのは大変心強いことだと思います。

このように、同性同士のカップルでも事前にできることはあります!

普段から自分たちにとって何が最善なのか意識しているといいと思います。

最後に

「病院側の対応が悪い、知識がない!」と怒るのは簡単です。ですが、上記のような準備や知識を患者や家族も持っていれば変わることはあるはず。

LGBTの知識がない病院、配慮が足りていないところもあると思いますし、それに偶然出会ってしまうこと、理不尽な対応をされることも少なくないのでしょう。
ですが、そのような問題がいつか自分にも起こる可能性があるとわかっているなら、事前に準備できることはしておいたほうがいい。制度や法律を変えることも大事。でも現状それが追いついていないなら今の自分にできることをやっておかないといけない。

僕はそう思います。

コメント